20180705 青年団「日本文学盛衰史」
高橋源一郎の原作、ずっと前に読んだけど忘れちゃったしよくわからなかった記憶がある
観てみたら原作に忠実ではなく換骨奪胎というか翻案くらいの感じ
開演前から舞台に役者がいて準備したり話したり(それもお芝居なんだけど)してるのよかった 幕があいて「ココカラお芝居」ってなるの苦手なんだな それをいうと内容自体も自分たちと地続きだった
文豪たちが肉体を持ってあらわれたことでわかりやすくなったし、最後の方ではみんなその人のように思えてきて、終わったあとにはっとするくらい 没入してた
「文学は生き残った……ワー!!!」ってとこ、涙が出そうになって、泣いちゃってもいいくらいだったんだけど、でもそのあとに告げられた言葉でシンとなってジェットコースター的な急降下だった
上演台本あるの! ってなって別日に物販だけ行った(平田オリザさんマジック準備して物販横にいらっしゃった) 原作本も買ったらポスターもらえた
台本読んでやっぱり同じところで泣きそうになる
舞台で拾えた小ネタもあるんだけど、台本読んで気づくネタもある
文学・文豪ネタ、芸能ネタ、時事ネタ、演劇ってそーだよなーって感じだった
高校生のころ、演劇部に入ってたけど、そこで演劇と思わされていたもの、って全然おもんなくて、でもここ最近の観劇はおもしろくて、両者は別物だったのかなー、とか、わたしが変わったのかなーとか思ったりした
演劇と映画(ドラマ)って全然違うなぁと思う そもそもの思想が違うみたいな 不思議だ